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内観とは

内観原法

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内観の創始者吉本伊信の確立した集中内観の型は次の通りです。

吉本伊信

 

 
・期間は7泊8日間。6泊7日間の内観研修所について、吉本師は「最終日が内観の深まる一番大事な時期なのに、なぜ一日短くするのだろうか」と疑問視した。
 
・年中無休。吉本師は「もし内観したいと思った時は、たとえ田植えの最中でも、どれだけ忙しくても、すぐ来て下さい」と言っていたが、内観者のいない日は一日もなかった。その間、一万一千人以上の人が集中内観に来所した。
 
部屋の隅に二枚屏風を立てて、その中で安座する。あぐらでも立てひざでもかまわない。足腰の悪い人は椅子に座ったままでもできるし、病気の人はベッドに寝ながらでもできる。
 
・朝5時起床、夜9時就寝。朝30分間掃除をし、一日15時間半内観をする。
 
・面接は1時間〜2時間に1回(1日に8回〜10回)。吉本師は「30分以上経ったら面接に回ってもよい。そのほうが内観者は油断しなくてよい」と話していた。
 
・1回の面接時間は2〜3分間、長くても5分間以内になるように努める。理由は、内観は話すことによって深まるのではなくて、自分を見つめている時間が大切だからである。
 
・面接時は、内観中に想起したことを日記帳でも読むように全部話す必要はないその中から〈してもらったこと〉を一つ、〈して返したこと(して差し上げたこと)〉を一つ、〈迷惑かけたこと〉を一つ話せば十分である。だからといって、一つ思い出したから、これで面接の時に話せると油断していては内観が深まらない。ちょうど習字の練習をする時、何十枚練習しても、添削を受けるのに提出するのは一枚か二枚である。それと同じ要領でやる。一枚しか練習しなければ上達は望めない。
 
・無理のない限り、原則として母に対する自分を小学校低学年から調べる。吉本師は「小学校へ入学する前は他者から聞いた話が多くなる。そういう記憶の曖昧な年代に時間をかけるよりも、小学校へ入ってからの意識のはっきりした年代を調べるだけで、内観する材料は沢山ある」と明言した。しかし、二回目以降になれば、「物心ついてから、小学校へ入るまでのことも調べてみて下さい」と言っていた。
 
・〈してもらったこと〉〈して返したこと〉〈迷惑かけたこと〉の3項目について、具体的な事実を過去から現在まで年代順に3〜5年ごとに区切って調べていく。思い出すのが難しい人の場合は、例外的に現在から過去にさかのぼって調べる場合もあるが、順調に内観できるようになれば又、過去から現在へと本来のやり方に戻す。
 
・内観3項目を調べる時の時間配分は〈してもらったこと〉に20%、〈して返したこと〉に20%、〈迷惑かけたこと〉に60%
 
・母が終われば、次は父、配偶者、祖父母、同胞、子、嫁、姑、恩師、友人、上司、部下、取引先などこれまでの人生において自分と関わりの深かった人について、関わりの深い順に一人ずつ調べる。嘘と盗みのテーマも課す。内観に来た人の目的によっては、養育費の計算や酒、ギャンブル等に使ったお金の計算もしてもらう。
 
・内観中は原則としてメモはとらない。吉本師は「畳にしがみついて号泣慟哭している人が、チョット、メモしておかなければ忘れるというのはおかしい。メモを書いている時間、文章を考えている時間あれば、一分一秒を惜しんで内観してほしい」と語っていた。
 
若き日の吉本伊信・朝、昼、夕の食事時に60分〜90分の内観テープを聞いてもらう。

                   

「内観の原点」

長島正博著「内観研究」より抜粋

 

内観の深まり

吉本師は内観の目的を「いかなる逆境に遇っても、つねに感謝報恩の心境で暮らせる気持ちに大転換すること」と述べています。

 

感謝報恩とは、自然と今あることが「有り難い」と感じ、それに報いたいと思えることです。そうなるには、生きていく中で心に引っかかっている(もやもやしている)出来事を見つめ直し、捉え直していく作業、それが内観必要です

 

吉本伊信と長島正博

内観が深いとは、「記憶想起の量や質と感動量が良好」と定義されています。

 

一つの観点は、記憶想起です。

内観は3つの質問(「お世話」など)に対する記憶想起のトレーニングともいえます。過去のエヒソードをどれだけ鮮明に思い出せるか、それには日数が必要です。

 

もう一つの観点は、感動です。

感動は、「今まで思い込んでいたことが、そうではなかった」という捉え直しが、心の転換となり大きな感動を生みます。この大きな感動は、ネガティブな出来事をさまざまな側面から理解し直した瞬間に起こる、ポジィティブな情動です。思いもしなかった記憶想起と感動。

内観最終日には、映画の一シーンのように、リアルな動画が心の中で繰り広げられるでしょう。

吉本伊信の内観研修所

 

 

吉本伊信

内観は吉本伊信によって創設され、そのベースには「他者から生かされている」という浄土真宗の教えがあります。内観の前身は「身調べ」。身調べという言葉は内観を端的に現しているといわれています。

内観の創始者吉本とその家族

故吉本伊信(1916〜1988)は 大正時代、奈良県大和郡山で事業家の父と信仰心の厚い母の下に生まれました。

20歳の時に仏教の求道法「身調べ」を体験し苦心の末、大歓喜を得て、身調べから宗教色を取り除き現在の「内観法」を確立しました。 吉本伊信は内装業の「シンコール」という会社を立ち上げ、事業で経済的地盤を築いたのち、内観寺に内観道場を開設し内観を矯正界・教育界・医療界へと普及したのです。

内観研修所をはじめた頃は戦中で物質的に恵まれていない人が多く、そのため研修費は無料でした。 刑務所から内観をひろめたというのも、 吉本伊信の「社会的に底辺の人達に救われて欲しい」という願いがあったからです。

長島夫婦は吉本伊信師の内観研修所 玄関、吉本夫妻のもとで助手として約10年間寝食をともにしました。 その間、吉本夫妻の実生活を見て、「生活そのものが内観だ」と教わりました。

吉本伊信の亡くなる前後の話し

平成元年8月1日に亡くなりになりました。享年73歳。

7月8日頃より具合が悪くなり、7月11日、高熱が続き入院。
7月13日・14日と長島が見舞に伺った時は、昏睡状態で点滴を受けていました。


長島が「来年の日本内観学会が富山で開かれることになり、大勢の準備委員の方々が 熱心に準備を進めて下さっていますから、良くなられましたら、是非、奥様とともに富山へ来てください。お待ちしています」 と耳元で話すと、 一時、開眼されて(もう眼の焦点は合っていませんでした)長島が握っていた手を必死に握り返しました。

このような昏睡状態になっていても、内観のことになると強く反応されることに、長島は大変感動しました。その後、8月1日午前9時頃、亡くなったとの連絡を受けました。 長島は、夏休みで内観者が多く、大和郡山へは行けませんでした。

吉本伊信から葬式に参列することよりも内観者のお世話をすることの方が大切だと生前教えられていたからです。 葬式は密葬で、遺体は献体の登録をしていた県立奈良医大へ運ばれました。

最後に、吉本伊信が、生前好んで口にした法然聖人の言葉を記しておきます。

               寺を建つるなかれ  念仏のするところに我れは在り 

 

吉本伊信吉本先生を偲んで……
吉本伊信のことを徒然に語ってみましょう。何度目かの集中内観の途中に長島は内観が深まらずに行き詰まり、吉本伊信にどうすればよいか尋ねました。

そのたびに答えは「今、死んだらどこへ行きますか。何にも持っていかれないのですよ。死をみつめて内観して下さい」でした。この経験は長島の宝です。

吉本伊信を目に浮かべると、まん丸めがねでニコニコと『よくいらっしゃいました』と合掌している姿が現れます。 これが内観の面接ともなると、一変した厳しい顔立ちになる。 又、どのような方の面接の後でも、あまり表情が変わらず、

「次は、誰に対していつの自分を調べていただけますか」と質問します。 この言葉の抑揚に、温かみも感じ、悲しみも感じ、厳しさも感じました。

 

「(今の内観の状態に)腰かけたら(休んでいては)いけませんよ。一分一秒、惜しんで内観して下さいよ。しっかりお願いしますよ」

吉本伊信の一生は、面接に明け暮れた日々でした。

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臨床心理士・日本内観学会会員・内観医学会会員・日本心理臨床学会会員・元スクールカウンセラー・元大学学生相談員

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