離婚を繰り返さないために内観 内観原法を継承する大自然に囲まれた北陸内観研修所

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内観の効果  

離婚を繰り返さないために内観

内観中に「怒り」を表出され、内観面接者といえどもたじろぐことがあります。

「怒り」は他者を脅えさせ、怒った自身は劣等感を抱きます。
この感情を制御できれば、ずいぶん日常生活が楽になるでしょう。


20代後半の彼女は、一ヶ月前に離婚をしたばかり。
元夫との破局は、これまでつきあってきた元彼たちの破局を繰り返していて、
もういい加減この関係性を変えなくてはならないと思い、内観にきました。
彼女の感想文の一文です。

「私は、今まで公式をまちがえて覚えていて、その公式をいつもいつも使っているから、
いつも変な答えを自分で導いてしまっていました。
でも、自分ではその公式が違うとは分かりませんでした。だから、同じ事を繰り返します。

内観して、その公式がなぜ違って作られてきたか、
その公式によってどんな結果にリンクしてきたかが分かりました。
それとともに、母・父に対して内観していくことで、なんとなくイメージでは、
固まってしまった公式がほどけていって、ゆるくなっていきました。
正解ってのはないから、その先はどうなるのか分からないけど、
自分がいつも陥っていたことは、こんなことから成り立っていると分かりました」

公式とは、恋愛のパターン。

その公式は、パートナーには完璧な父親像(年上で、収入や地位)を持つ人をもとめ
「尽くしてくれる」のですが、どうしても「そうではない!違う!」と彼女は思い、
際限なく求め、してくれないと怒る。
かといって側にいないと寂しくって携帯をかけすぎ相手に嫌がられるのでした。
結果、破局。

「そうではない!違う!」とは、何をして欲しかったのでしょうか。

内観前は父親をパートナーに求めていると思っていました。
しかし、母親に対して4回の内観をしていて、
日常的に優しくしてくれた父親の中に母親を求めていたことに気付きました。


sakura.JPG

彼女は、母親に対して4回内観しました。

一回目は、小学と中学時代が思い出しにくく、出来事の羅列。
二回目、小学高学年時代を内観していて、怒りが表出しました。
もう一度、その感情を味わっていると、とても嫌な気持ちになりました。
彼女は少し客観的にその時代を観て、嫌な気持ちになるのでその時代を封印して今まできたのだと気付きました。

三回目、中学校時代を想起し、体調が悪いときに母親がきちんとケアしてくれなかったことを怒りとともに思い出しました。この時の彼女は、穏やかな印象の彼女とは別人でした。
イライラし怒りしんとう……。面接者は、思わず恐いと思いました。

「なんでこんなこと(ケアされなかったこと)を考えさせるのだ」
「こんなことを調べたくもないし、それを調べてもどうなることもできない(過去の出来事だから変えられない)。このように蓋を閉めておいたのに、なんで空けなくてはならないわけ?」
と、怒っていたのです。

内観している今の自分から考えると、中学時代の自分は母親に「きちんとケアして欲しかったことを言えなかった」ことに、ずっと囚われていたことに気付きました。
その気持ちを封じ込めていたのです。


それまでの内観から、母親は病気だったのだと理解しました。
病気の母親は彼女を「嫌いでケアをしなかった」のではなく、「ケアの仕方が分からなかった」のだとも気付きました。
彼女は病気を発症するまでの母親が大好で、素直に母親に甘えていたことを思い出したからです。

面接時にそれを報告すると、落ち着いてきました。

「きちんとケアして欲しかった」という思いは(無意識から、意識に上げる)、
客観的に自身を観られるようになり、いろんな関連性を感じました。
つまり過去にお母さんに、こうして欲しかった、教えて欲しかったという思いが、
今現在身近にいる彼に求めているのだと気付いたのです。

お母さんが、私にケアできなかったもう一つの訳も理解できました。
中学時代まで、父親との仲が悪かった。
事業を興し、不況で経営者である父親は満点の人だと思っていましたが、
裏を返せば、母親は傷ついていた。
両親はお互いに影響をしあっていたのだと理解すると母親に対する憎しみが消えていきました。
怒りと夜になると寂しいと訴えて泣いていた彼女は、とても平安な気持ちになりました。

彼女の心の方程式は、母親の愛情を感じたことより変えられました。
彼女は、再婚して孫の顔を見せることが親孝行だと義務感で思っていました。
その前に、自身が両親と向き合って、きちんと世話(ケア)をしたいと言いのこしていきました。


「怒り」を感じた時代を想起し、自他共に理解すると、囚われていた過去から解放されます。
過去の自分を受け入れ、さらに今の身近な人に感じる怒りを軽減できるのです。
寂しさを紛らわすために、パートナーを選んできました。
彼女のパートナーのタイプは、変わることでしょう。

カテゴリ :  | タグ :  ,  ,  ,  | 2012/04/24

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