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新聞読者相談「娘が昔のことを持ち出して非難する」への生き方アドバイス

北陸内観研修所ブログをご覧いただき、ありがとうございます。

『よろずご指南 生き方アドバイス』
ご相談:娘が昔のことを持ち出して非難する

北日本新聞のこのコーナーには、
老いや病気への不安、家族や人間関係で悩んでいる方が相談を寄せられます。
2016年8月からスタートし、2年経ちました。

2018年10月24日に掲載され、寄せられたご相談に弊所所長の長島美稚子が回答しました。

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北日本新聞平成30年10月24日付

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<回答文>
 こんにちは。今日の相談は、どの家にもありがちな出来事を「悩み」として捉えられ、公表してくださいました。読者のみなさんも家族との会話を思い出しながら、一緒に考えてみませんか?自分も「思い当たる節があるな」と思われている方も多いと思います。「いや思い当たる節がない」と思われる方は、家族の立場に立って記憶をたどると出てくるかもしれません。何気ない会話の中に、家庭における過去の話題は出てくるからです。

 家族はいつも一緒に居るから言葉にしなくてもわかるでしょと思いがちですが、お互いの思い違いや勘違いは日常茶飯事として起こっています。子どもが誕生してから親は自身の意志や感情を言葉として表現してきました。しかし子どもは親に不満があっても、言葉として表現するのは難しい場合が往々にあり、うつうつとした気持ちが積もり積もってある日爆発するのです。

 さて、回答者の我家でも「保育園時代の迎えが遅かった!」と子どもから言われ続け30年。そう訴えられる度に、親の私はうろたえてしまいました。よそ様の相談にのることを生業にしている私ですが、我が子のことになると形無しです。

 それは夕食をとりながら団欒している時でした。子どもが話しているのに、私は自分の話に熱中になりはじめました。子どもの機嫌が次第に悪くなり、いつもの「迎えが遅かった!」が出てくるのです。子どもはその時の状況を鮮明に覚えていて、まるで保育園児のような口調でした。ここで「仕事だから仕方なかったのよ」などと言うものなら、相談者と同じように、親が記憶にない出来事まで持ち出し険悪な空気に包まれ困りました。

 まさに売り言葉に買い言葉です。

 次第にヒートアップして、収拾がつかなくなります。   

 相談者の次女さんは、お母さんの近くに住んでくれ仕事も家庭も順風満帆で言うことなし、とはた目から見るとそう思える状況です。たぶん、次女さんは子どもの頃からお母さんのことを大切に思い、できるだけ親の意に添うよう生きて来られたのではないかと思います。人生の大切な選択肢にも母親の意見を考慮されました。それなのに子どもの心情を分かってもらえないイライラが、怒りになって現れているのでしょう。

 幾つになっても、子どもにとって母親は母親です。40代でも、70代の母親に向かうと母子の関係です。次女さんは、お母さんを目の前にすると甘えたくなるのではないでしょうか。お母さんに認めてもらいたいのだと思います。次女さんの努力が実を結び、今は順風満帆なことを「大学の受験や就職活動に頑張ったからだね」と二人で喜びあいたいのだと思います。

 最後に、「保育園時代の迎えが遅かった!」と言い続けた子どもの怒りは30年後には納まったことをご報告いたします。もちろん、子どもの言い分にまたかと嫌気がさしたこともありました。しかし根気よくなぜ遅れたのかをきちんと説明し、遅れてすまなかったと述べました。するといつの間にか子どもは言わなくなりました。

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当研修所は、今後もみなさまの心の健康に寄与できるよう努力して参ります。
今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。

以前の記事はこちら
北日本新聞平成28年8月24日付
『よろずご指南 生き方アドバイス』
ご相談:義父の介護・独身の息子…先は沈むだけ
http://www.e-naikan.jp/weblog_nagashima/cat6/%E6%96%B0%E8%81%9E%E8%AA%AD%E8%80%85%E7%9B%B8%E8%AB%87%E3%80%8E%E3%82%88%E3%82%8D%E3%81%9A%E3%81%94%E6%8C%87%E5%8D%97%E3%80%80%E7%94%9F%E3%81%8D%E6%96%B9%E3%82%A2%E3%83%89%E3%83%90%E3%82%A4%E3%82%B9.html

カテゴリ :  ,  | タグ :  ,  ,  ,  ,  ,  | 2018/10/30

【内観体験記】生きる力&働く意欲へ昇華~父から紡がれた想い~

【内観体験記】生きる力&働く意欲へ昇華~父から紡がれた想い~

集中内観を体験された方の感想文をご紹介致します。

今回の内観体験者は、
会社の役員研修として内観に来られた30代男性です。

内観をすると、
これまで関わってきた人からの恩恵を感じることができ、
生きることへの力を生み出します。

『生きたい』
彼は、内観後の感想文の冒頭に力強く記しました。

日々の仕事に励みながらも、
心の底では生きる意味や自身の価値を見だせず
無気力な心情に捉われておられたのかもしれません。

父が事業主として背負ってきたもの
祖父から父へ引き継がれ、
そして兄とご本人が受け継いだ使命を感じて、
生への活力がわき上がってきたのでしょう。

家業に対する彼の強い意志としてここに記されています。

それでは体験記を拝見しましょう!

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集中内観のため日曜日に入所し、
そして金曜日の午後に
生きたい、まだ死ねない、長生きしたい
と強く思いました。

それは母親への内観3回目の途中でした。
過去から現在に至るまでの
母親の変わらぬ愛情を感じたからです。

母が、なぜその言い方をしているのか、
その当時は分かりませんでした。
内観して、出来事が全てつながり
私の身を案じているのだ
と理解しました。

そして、爆発的に
長生きせねば、恩に報いねば
という思いに至りました。

母だけではなく、父、兄への内観を通し、
家族が自分のことを想い、
多くのことをしてくれ、
今の自分が紡がれていると理解できました。

父に対してもそうです。
7日目の内観最終日
祖父が亡くなった時、葬儀の場での
父の挨拶をふと思い出しました。
祖父が父に、父が自分に入れ替わったとしたら
と、イメージした瞬間、涙が溢れてきました。

父の人生を辿ると、
子としての自分のするべきことが分かってきました。
事業に対する覚悟です。


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全ての従業員のために、
俺がやるんだ
という圧倒的な意志を感じることができました。

その時に、自身の働き方や熱意が、
まだまだ不足している事を
強烈に反省することができました。

今後はまず、健康を保ち
母・父・兄への報恩に努めてまいります。

そして我社で共に働く全ての
従業員の物心両面の幸せの追求と
社会の発展に貢献してまいります。

7日間、お世話いただき誠に有り難うございます。
ごはんは毎食美味しうございました。
今後の人生を意義深くして参ります。

 

社員研修に関する情報はコチラ
上司との関係・再就職先で不採用のあと内観して採用職場内の対人関係の気付き
http://www.e-naikan.jp/heart/06shigo-02/index.htm
経営者として
http://www.e-naikan.jp/heart/06shigo-04/index.htm
導入事例
http://www.e-naikan.jp/weblog_nagashima/business/business03/500.html

カテゴリ :  ,  ,  ,  | タグ :  ,  ,  ,  ,  ,  ,  | 2018/02/20

【内観体験後のお手紙】素直になり日常は穏やか

前回の内観体験記では、
<年老いた母親に対して優しく接することができない>
と悩む女性の内観体験を掲載しました。
(前回の体験記はコチラ)

その後、女性からお手紙が届きました。
内観前よりも穏やかに過ごされているとのこと
とても嬉しく思います。
内観で得られた気づきを日常に活かされているようです。
お手紙を早速拝読してみましょう!

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内観後、十数年ぶりに父親の墓に母親とお参りに行きました。
母親とお墓で眠る父親の前で、私は内観に行って何を考え、
どのような思いに至ったのかを報告しました。

そこで、私が知らなかった母親の正直な気持ちを
聞くこともできました。

始めは母親との確執、そして亡くなった父への
募る嫌悪感に端を発した内観でしたが、
最終的にはこの内観の最大の目的は
子どもたちへの懺悔であったことに思い至りました。

成人式を迎えた息子に詫びることができました。
私が研修所で子ども達に懺悔をした日は、
父の二十年目の命日でした。

内観から帰ってきて一か月が経とうとしていますが
前より穏やかな気持ちで毎日を過ごせているように感じます。

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内観についての感想になりますが、

内観のプロセスが非常にシステマチック
であることに
正直驚きました。

内観を知った時の、最初のイメージは
天啓を受けるというようなものでした。
そして、それは誰にでも起こり得ることではないだろうから、
過度な期待はしない方が良いと思っていました。

しかし実際に内観を行ってみると、
自分という人間の傾向を知ることで、徐々に物事の見方が変わり
そのことによって気付きが得られました。
その過程は必然の経緯であるという印象を受けました。

最終的に至った思いは、自分の内部から湧き出た感情であるだけに
その感情を素直に受け止めることができるのだと思います。

内観中の、内観録音を聞き今は亡き吉本先生や長島先生のお話を
聞くことによる気づきもありました。
一度もお目にかっかたことのないお二人がとても身近な存在に思え、
帰宅してからも内観録音のCDを聴いています。

自分としては、もっと早くに内観に出会えればと
悔やまれる気持ちはありますが、出会えたことに感謝して、
これからの人生を前向きに歩んでいきたいと思います。

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