内観

こころ すっきり はれやか ちょうどいい わたしへ

「いま」を生きる人のための伝統的自己観察法。内観原法を継承する北陸内観研修所で、大自然に囲まれながら自分を見つめてみませんか?

内観とは

内観とは人との関わりから自分の内面を観察する方法です。 シンプルで、誰でも気軽に取り組めます。 内観は、こころの鏡のようなもの。 考え方、捉え方の癖や、こころの在り方が自分自身の経験から見えてきます。

自分一人で生きているのではなく、母親をはじめ多くの人や森羅万象に「生かされている」ことを実体験します。命のつながりの中に「自分が存在」していることに歓喜し、心から「ありがとう」と言えようになる方法を示します。すると生きる活力がわき、過去の教訓から自身の指針や展望が見いだせる自分を発見できるでしょう。

内観の創始者吉本伊信は、内観の目的を「いかなる逆境に遇っても、つねに感謝報恩の心境で暮らせる気持ちに大転換すること」と述べています。逆境とは、緊張・不安など心身のストレスが強い状態のことです。新しいことに挑む時や、うまくいかない時は、不安のために孤独感や虚無感にさいなまれます。それは生きる意欲を低下させ、人との絆が感じられず他者への不信感を募らせます。うまくいかないことに捉われて、心のわだかまりになってしまうのです。

よくよく考えてみると人は、子どもの時から養育してもらい、未熟さや甘えがあっても生かされているのに、それが「当たり前」になってしまいがちです。大人になっても、ふっとした偏った考え方や思い違いのために「迷惑をかけられた」と思い込み、他者を排除しようとしてしまいます。そのような迷惑をかけても、「生かされている」のが私たちです。

生かされている恩恵に癒され、心のわだかまりを捉え直していく作業。それを、近親者に対しての自分を〈世話になったこと〉〈して返したこと〉〈迷惑をかけたこと〉の3つの視点から回想します。シンプルで、効率よく体系化したものが内観です。

さてヒトの対人関係の根源はおもにお母さんと育まれるため、「たとえ母親以外の関係性が良好であっても、母親との関係性が悪いヒトは、社会性(対人関係)が良いとはいえない」と内観の創始者である吉本伊信は繰り返し述べていました。裏返していうと、お母さんとの関係がいいヒトは、誰とも円満につきあえるということです。ですからお母さんとの関係性をみなおして、対人関係スキルをstep upするのが現代人の内観の目的です。

内観の種類

内観の効果

こころのバランスを調整できる力が高まり、生きることが楽になります。内観をすると生かされている喜びを感じ、感謝報恩の気持ちになります。それはウェルビーイング(身体的・精神的・社会的に良好な状態)という言葉に置き換えることができます。集中内観後はウェルビーイングが向上するという結果が示されています。

内観研修を利用された方の声を見てみましょう。
カテゴリ別にしました。さらに詳しい事例を読んでください。

内観の方法・流れ

[身近な人]に対する、現在までの自分を[年代]ごとに振り返ります。

    1. [対象人物]を決めます(例:母親)
    2. 調べる[年代]を決めます(例:小学1~3年生)
    3. [対象人物]]に対する[年代]のときの自分について、下記の内観3項目を調べます。
      例:小学1~3年のとき、母親に対する自分が
      • お世話になったこと
      • して返したこと
      • 迷惑をかけたこと
    4. 専門スタッフが面接し、寄り添います


    小学校4~6年生 → 中学生 → 高校生・・・→ 現在 と年齢を区切り1~4を繰り返します。
    最初の[対象人物]を調べたら、次の[対象人物]に移り、同様に調べます。
    対象人物の例:父親、パートナー、祖父母、兄弟姉妹、仕事関係者

集中内観研修の1日

いつ 進め方 内容
起床 「田園」の曲で1日が始まります
1回目面接 早朝の内観は寂静の中ですすみます
朝食 和食です
2~4回目面接 1日10回の内観面接。ほど良い間隔で行われます
昼食 パンや麺類など、胃腸にもたれにくいものです
5~8回面接 この間、順に1人ずつ入浴
夕食 野菜中心の手料理です
9~10回面接 1日も終わりに近づき集中します
就寝 睡眠も楽しみのひとつです