利用された方の声

コロナ禍のなかで生きづらさの「根っこ」を修復

新型コロナウイルスの影響で被害にあわれた皆様へお見舞い申し上げます。
また、医療関係者の皆様へ御礼申し上げます。
地域によって非常事態宣言が解除されましたが、感染予防の継続はまだまだ必要ですね。
コロナうつ・コロナ離婚・コロナ虐待と、有事のストレスが現代社会で高まっています。

今回はコロナ禍のなか、生きづらさの「根っこ」を修復したいと生き方を模索してきた40代男性の体験記をご紹介します。

人との対面接触ができないこの時、内観は心の中で絆を結び直し、強めてくれます。人との繋がりは「見えるもの」だけではなく、「心の中にあるもの」でも感じることができます。それによって心が安定できることを彼は体得されました。
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【内観後の感想文】

「存在していいのか?」この問いが心の根っこにあり、その問いを探求してきた人生でした。私は、母のできちゃった婚でできたため、中絶の危機もあり、本当に生まれてきて良かったのか?という思いがずっとありました。母が若くして生まれたこと、出産時の体重が重くて母が体力的に辛かったこと、そのうえ母の気分屋的性格も重なり、母が私に愛をくれたり、無視したりで、本当に愛してくれているのか?それを求めるばかりの人生でした。

 父も、弟ばかりに目をやり、私を見てくれているのか?と疑問視していました。「もっと頑張れば見てくれるでしょう!」と頑張り続けた人生でした。

 この母と父への幼少期のトラウマで、対人関係を中心に生きづらさを感じていました。1「よい反応(愛)を確かめたがる」2「見てもらえるように、頑張る、目立つ、結果を出す」。自分のやりたいことよりも、その2つを求めて生きてきました。

 そして、その根源的な我欲は、妻との関係性や仕事の人間関係にも大きな影響を与えていました。特に、妻との間には、良くない面があらわれることが多かった。何か言われるとイラっとしたり、いじわるなことを言ってしまったり、ケンカもありました。

この妻との間におきていることは何なのか?と内観で深めていきました。「自分と相手との意見のくい違いに対して反応してしまう。母との間のトラウマがうずいてしまう。そして攻撃してしまう」それが見えてきた答えでした。ここについて、母の背景や内心を内観し、許し、和解できました。父とのトラウマも、理解し、許し、和解できました。

 これからは、これら2つを取り除いて、妻のしてくれたことに対して「して返していく」感謝報恩の生き方に変えていきます。日常内観をするとともに、定期的に集中内観もしたいと思います。